【日向坂46】3rd「こんなに好きになっちゃっていいの？」に日向坂の本気を見た

こんにちは

日向坂46の3rd「こんなに好きになっちゃっていいの？」のMVが公開されましたね。

日向坂46 『こんなに好きになっちゃっていいの？』

私はタイトルを聞いた段階ではAKB的なはっちゃけ恋愛系をイメージしてしまい、日向坂らしさが出るのかと微妙に思ってました。

しかし楽曲を聞いてMVを見て、勝手な先入観がガラッと覆りました…

3rdシングルにして、ついに日向坂の本質を出してきたと感じました。

日向坂の1st｢キュン｣、2ndシングル｢ドレミソラシド｣と、2作ともキャッチーなフレーズを全面に出した明朗快活で笑顔あふれる表題曲でした。

また、冠番組｢日向坂で会いましょう｣や｢HINABINGO｣ではメンバーのもつバラエティ能力や運動能力の高さを存分に発揮してきました。

そんな経緯から日向坂46になってから彼女たちを知ったファンにとっては、彼女たちは陽気で笑ってばかりで過ごしてきたようなメンバーに見えるかもしれません。

ドレミソラシドはとにかく明るくて笑顔で溢れてる

しかし皆さんご存じの通り、日向坂46は3月に改名&デビューする前は欅坂46の妹グループ、けやき坂46(ひらがなけやき)でした。

彼女たちは下積みとも言える厳しいひらがな時代を経てきたのです。

日向坂46にとっては苦しかったひらがなけやきこそが本質であり、その時の楽曲やパフォーマンスが根底にあります。

私は今作を聞いて、ひらがな時代を想起しました。

｢イマニミテイロ｣や｢期待していない自分｣に通じる、内に秘める暗さを感じました。

それでいて、全体のパフォーマンス能力が当時とは段違いにレベルアップしているから、MVを見ていてもその表現力の高さに鳥肌が立ちます。

松田好花、佐々木久美のバレエで培ったしなやかで美しいダンス、佐々木美玲の訴えかけるような表情。

松田好花と佐々木久美。ぜひ動画で見てください。

みーぱん(佐々木美玲)のこういう表情、すごい惹かれるよね…

そして3作連続でセンターを務めますます内在した強さを溢れ出させる小坂菜緒。三連続センターに批判もあったけど、そんな批判なんぞ上回ってソロダンスシーンの完成度は高いものでした。全体的にレベルの高い日向坂の中でも、センターを通して強い覚悟と意識を持ってる菜緒ちゃんのパフォーマンスは一味違った凄みがあって、魅入ってしまいます(推し補正もあるかも笑)。

全体の統一感、ダンスのキレ、フォーメーションもぴったり。MVは振り入れからの練習時間が短く完成度が落ちやすいんですが、それを感じさせない。素晴らしい。

すげぇなあ…

1st、2ndとあえて底抜けに明るい曲を表題曲に持ってきたようですが、3rdにて遂に日向坂の本質を本気でぶつけてきたように思います。

日向坂46は「ハッピーオーラ」を理念に掲げているけど、彼女たちの今のハッピーは地道な努力から出てくるもので、今作のような暗さはむしろハッピーオーラの深さを示すものだと私は感じます。

3rdシングルは明るい可愛いだけじゃない、日向坂の振り幅の広さを存分に発揮した意欲作ですね。

日向坂46はデビューして半年の新人アイドルでは決してなくて、まもなく活動開始から4年を迎える確かな実力を持ったグループなんだと改めて実感させられました。

MVの監督は｢ときめき草｣や｢JOYFUL LOVE｣も担当した池田一真さん。
どちらも表題曲レベルのMVで毎回感動してた…ひらがな時代からメンバーをよく知っている監督さんで安心感しかない。今作でもビシっと振付をキメる間に、撮影前にメンバーがリラックスして笑顔で話している様子を組み入れていて、そのギャップにグッときます。

振り付けはCRE8BOYさん。日向坂の表題曲3作連続の振付となりますね。
昨日発売の乃木坂46｢夜明けまで強がらなくてもいい｣も担当していますし、相変わらず見るものを引き付けるカッコよさとメリハリのあるダンスで好きです。

MV見て感動してすぐブログを書いてるので、まとまりがない文章になってますが、とにかく彼女たちのすごさを痛感させられた…

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