アイドルって良いポジションのマルチタレントだと思う

こんにちは、塩キャラメルです。

f:id:salted-caramel:20190903135712j:plain — 与田祐希ちゃんと筒井あやめちゃん。推しと推しのツーショットほど高まるものはこの世にないと思う。手振れしてても全然許せちゃうもんね。

乃木坂46の真夏の全国ツアー終わりましたね。

私は見に行けなかったのですが、Twitterや各所の記事を読んでいて、桜井玲香キャプテンの卒業とともに他のメンバーの成長をたくさん感じられたライブだったということで、“乃木坂46の未来”をヒシヒシと感じたファンも多かったのではないでしょうか。

9月1日放送の乃木坂工事中では、大阪公演での新曲｢夜明けまで強がらなくてもいい｣のパフォーマンスが流れました。

センターに立つ遠藤さくらちゃんの表情が、センターに大抜擢された時と比べ物にならないほど凛々しくて、覚悟が決まったのかビシッとした良い顔をしていましたね。

f:id:salted-caramel:20190903141642j:plain — まっすぐ前を見据えて力強さを感じさせるセンターの遠藤さくらちゃん

ダンスのレベルも高くて、個人のスキルはもちろん全体のフォーメーションで魅せるパートも綺麗でした。特に2番のサビの太陽を仰ぐような振り付けが好きです。

ライブシーズンなのでパフォーマンスに集中して練習できていることもあって、安定したクオリティーを発揮できていたようです。4日には24thも発売になり、TVで披露する機会が増えていきます。

先日の記事でも述べましたが、アイドルは楽曲パフォーマンスにまずは重きを置いてほしいと私は思っているので、高いクオリティーを維持してほしいです。楽しみですね。

salted-caramel.hatenablog.com

さて、タイトルの通り今日はアイドルという職業の面白さ、良さについて語ろうと思います。

上記のように、アイドルは楽曲パフォーマンスを最優先に考えてほしいと私は思っています。しかし同時にグループを足掛かりに様々な仕事を経験してほしいとも思っているのです。

そうすることでグループでの活動が、メンバーが自分の良さを発見し、これから長い人生を生きていく上でのベースとなる能力を培える場になると私は思っています。

実際、乃木坂46ではバスラや全ツといった全体でのライブ以外に、ラジオMCやTV出演(歌番組、コメンテーター、バラエティなど)、モデル撮影や雑誌の連載、舞台やドラマ出演など、多種多様な芸能活動を体験する機会があります。

もちろん限りあるものですから全メンバーが均等にとはいきませんが、例えばザンビのようにグループのほぼ全員が出演するドラマがあったりもします。

｢アイドルはマルチタレントだ｣というのが私の持論ですが、アイドルほど多様な芸能の現場を体験できる職業はないでしょう。

また、劇場公演を主軸にする先輩グループAKB48と違って、乃木坂46では日々の公演に追われるということがありません。メンバーは基本的にグループ外の仕事を中心に仕事をしているのが現状です。そのせいでパフォーマンスの質が落ちがちなんですが、そこは頑張ってほしいところ…

乃木坂46のメンバーは卒業後も芸能界に残って華々しい実績を残している子が多いですよね。キー局のアナウンサーや人気女優もたくさんいます。

アイドルというのは10代中盤から30歳近くまで、一般人なら社会に出るための準備をする時間をアイドル活動に捧げるのです。だからこそメンバーが卒業後にセカンドキャリアとしてたくさんの職業選択肢を持てる環境づくりはアイドルグループに求められる責務だと思うのです。

メンバーを使い捨てにするような雑なグループがアイドル界には散見されますが、その中にあって乃木坂46は成功していると言えるでしょう。

どのメンバーも卒業時に｢乃木坂にいてよかった｣と胸を張って言えるのは、自分が乃木坂46に入って成長できたと実感できるからだと思います。

良いメンバーやスタッフに恵まれ、自身の才能を限界まで引き出せる環境を与えてもらえる。それは学校や部活では学べないほど濃い時間になるのです。

メンバーは乃木坂46という場所を使って、自分の可能性を伸ばしてくれればそれが一番良いことだと思う。

実際に9月1日のJCDで遠藤さくらちゃんがこんな事を言ってました。

私は今までダンスの経験が全くなかったんですけど、

先輩のダンスを見たり、ダンスのレッスンをしていくうちに

自分ってダンスが好きなんだって気づけたし

乃木坂46の活動をしてて、自分の好きなことが見つかるので

すごい毎日ありがたいなって思いながら活動してます

　(JAPAN COUNTDOWN 20190901放送分より)

これが本当に理想の姿だなぁって思います。

｢アイドルって歌も下手だし演技も微妙だし中途半端だよね｣という意見を見かけたことがあります。

でも、私は逆だと思います。

ビジュアルを基盤にしながらも、どんな仕事でも器用にこなせてその度に成長する。

それこそがアイドルだと思うのです。

だからタイトルの通り｢アイドルって良いポジションのマルチタレント｣なのです。

9月4日に｢夜明けまで強がらなくてもいい｣発売です。

期別のドキュメンタリーもあります。全タイプ買おうね。